作戦その2:歩き回って痩せると評判のスマホアプリの導入

その飛び道具の名前は「Ingress」。スマホのVRゲームだ。謎のエネルギー「XM」を溜めつつ、ポータルをつなぐという陣取り物である。このゲームの画期的なところはXMを集めるにもポータルのある場所に行くにも、アプリを見つつ現実世界を歩かなきゃいけないことだ。

最近運動するようになった友人たちを見ると大抵、移動した距離を記録する「Runtastic」かこの「Ingress」を使っている。筆者は元々どちらかというと「Runtastic」派。ランニングやウォーキングの距離を測ることでモチベーションを上げていた。しかし、ゲームで運動の時間が浸食されている現状、中毒性が高く歩かずにはいられない「Ingress」も使うことにした。目には目、ゲームにはゲームだ。

現時点では、残念ながらまだチュートリアルを終えたばかりでまだレベル1の段階。また、先に始めたユーザーがレベルを上げているので、それを見て心が折れてしまわないか心配である。でも、元々ゲーム誌の編集者をやっていたほどゲーム好きな筆者のこと。多分、夢中になって歩き回るのではなかろうか。

移動距離の記録アプリ「Runtastic」。ウォーキングやランニングなどに使える

思わず歩かずにはいられなくなると評判の「Ingress」。まだスタートしたばかり