サムスンから、これまでになかった意欲的なスマートフォン「GALAXY Note Edge」が発売された。GALAXY Noteシリーズ最新作となる本機種は、メインディスプレイのほかに「エッジスクリーン」という曲面型ディスプレイを搭載した近未来感あふれる新モデルである。一見するとキワモノにも思えるが、果たして実際の使い勝手はどんなものだろうか。実機を手にする機会を得たので、レビューしていこう。

全体的に高級感のある外観

まずは外観チェックから。

「GALAXY Note Edge」

背面

底面。左右で形状が違うのがわかる

天面

側面。こちらがエッジスクリーン側

側面

GALAXY Note Edgeのサイズは151mm×82mm×8.5mm。それなりに大きいサイズではあるが、手の収まりは悪くない。背面はしっとりした手触りで質感は上々。全体的に高級感あるつくりは好印象だ。

ディスプレイはフルHDからWQHD(2560×1440ピクセル)へと進化した

手の収まりは良好

約5.6インチの大画面ディスプレイを搭載し、解像度は2560×1440。画素密度は540ppiと非常に高精細。ただ、もともと高レベルだったものがさらに高レベルになったという感じで、もはやこのレベルになってくると、一般的な使い勝手にはさほど影響を及ぼさないのも事実だ。

エッジスクリーン

曲面ディスプレイとなっている

操作感はサクサク。RAMが3GBとハイスペックなこともあり、レスポンスは良好だ。バッテリーのもちも悪くないが、特別良くもないという感じ。最近のAndroid端末としてはごく普通のレベルだろうか。