カメラ機能も順当に向上

カメラも性能が順当にアップしている。画素数は約1,600万画素に向上し、GALAXYシリーズならではの位相差AFを搭載。フォーカス速度が体感でわかるほど向上しており、さらに撮影後にピント位置の変更ができる選択フォーカスモードなどユニークな機能もある。

カメラ機能も向上した

選択フォーカス機能で背景をボカせる

逆に背景にピントを合わせる

近距離と背景に同時にピントを合わせることも

流行りのセルフィー(自分撮り)への対応も万全だ。フロントカメラは約370万画素に高画素化。レンズのF値も1.9と明るくなり、画角も90度に広がった。さらに120度という広い範囲がパノラマ的に撮影できる「ワイド自撮りモード」も搭載しており、こと自撮りにかけては現行のスマートフォンでもっとも向いている機種と言えるだろう。

個人的にはメインカメラの画素数が1600万画素に上がったことで、擬似的にズームできるのがありがたかった。GALAXY Note Edgeはそのままだとわりと広角なのだが(おそらく35mm換算で28mmほど)、50mm程度の焦点距離までズームしてもまだ500万画素程度はキープできる。これならメモ程度の撮影や、ウェブの記事には十分使える。原理的にはトリミングにすぎないが、急ぎの仕事だとその手間がなくなることも大きい。

もっと画素数の高いスマートフォンもあるのだが、GALAXY Note Edgeはフォーカス速度が上がったこととの合わせ技がポイントだ。いよいよデジカメのサブ機として満足行く性能になってきたといえる。