デュアルXeonでVGAの7枚刺しも

ASUSの「Z10PE-D8 WS」は、デュアルXeonのワークステーション向けマザーボード。グラフィックスカードを最大7枚、メモリを最大512GB搭載できるというウルトラハイエンドモデルだ。チップセットはIntel C612で、CPUはLGA2011-v3のXeon E5-2600 v3シリーズに対応している。価格は80,000円前後。

ASUSの「Z10PE-D8 WS」。デュアルCPUでフォームファクタはEEBとなる

バックパネル。IntelチップのデュアルGbE、USB3.0×6などを備える

デュアルXeonという製品ながら、自作ユーザーもターゲットにしており、オーバークロック機能も搭載している。拡張スロットは7つ全部がPCI Express x16という構成。このうち、帯域もx16なのはグレーの4つで、フル帯域による4-way SLI/CrossFireXをサポートしている。SATA ExpressとM.2も備える。

拡張スロットは全てPCI Express x16。VGAの7枚刺しが可能だ

ヒートシンクの背は高め。CPUクーラーとの干渉には注意だ

ロープロ対応ながら4画面出力

玄人志向の「GF-QUAD-DISP/4DVI/LP」は、DVI接続での4画面出力が可能というユニークなGeForce GT 730グラフィックスカード。付属の専用ケーブルで4つの出力端子が用意されており、カード本体は1スロット厚のロープロファイル対応なので、小型PCやスリムPCでも問題なく利用できる。価格は14,000円前後だ。

玄人志向の「GF-QUAD-DISP/4DVI/LP」。4画面出力でロープロ対応