9月18日(日本時間)にリリースされ、19日発売のiPhone6とPlusにも搭載されているiOS 8。初めてのスマートフォンとして、またはAndroidからの移行でiOS端末を使い始めたという方も多いかと思います。この連載では、初めてiPhoneを利用する方に役立つ基本的な使い方とお役立ち情報を紹介していきたいと思います。今回は「カメラアプリ」について。

モード切り替えで多彩な撮影が可能

スマートフォンやタブレットでよく使う機能のひとつがカメラですね。撮影した写真を家族や友人と共有したり、SNSにアップされている方も多いのではないでしょうか。iOS 8のカメラアプリの特徴は、多彩な機能が標準で搭載され撮る楽しみが増えていること。それではまず、撮影モードについて説明していきましょう。

iOS 8のカメラアプリでは、写真だけでも通常とスクエア、パノラマの3種類のモード切り替えができます。方法は簡単。カメラアプリを起動し、シャッターボタンと撮影画面の間に出ている「写真」「ビデオ」といった表示を指でスライドさせるだけ。モード表示の「写真」では通常サイズの写真が、「スクエア」ではSNSプロフィール写真などに適した正方形の写真が撮ることが可能です。

また「パノラマ」はその名の通り、横長または縦長の写真が撮れるモード。シャッターボタンをタップしてから画面内のガイドに沿って端末を水平または垂直に動かすことでワイドな写真が撮影できます。

撮影画面とシャッターボタンの間にあるメニューを左右に動かして撮影モードを選択しよう

パノラマ撮影時の画面。端末を持って動かすことで横長や縦長の写真を撮ることができる