9月18日(日本時間)にリリースされ、19日発売のiPhone 6とPlusにも搭載されているiOS 8。初めてのスマートフォンとして、またはAndroidからの移行でiOS端末を使い始めたという方も多いかと思います。この連載では、初めてiPhoneを利用する方に役立つ基本的な使い方とお役立ち情報を紹介していきたいと思います。今回は「連絡先アプリ」について。

様々なデータを登録できる「連絡先」アプリ

前回は電話を紹介してきましたが、iPhoneで電話を使う際に設定しておくと便利なのが「連絡先」アプリ。相手の電話番号やメールアドレスといった情報をまとめて保存できる、携帯でいうところの電話帳、Androidスマホでいうところのアドレス帳的な存在です。

ただし、iPhoneの「連絡先」では電話とメール以外にも、ビデオ通話アプリ「FaceTime」やソーシャルゲームポータルアプリ「Game Center」といった他のiPhoneアプリのアカウントの登録ができます。また、住所・誕生日といったパーソナルデータの登録も可能なのもメリットです。

連絡先に相手のデータを登録するのは簡単。ホーム画面にある「連絡先」アイコンをタップして(または「便利ツール」→「連絡先」)、画面右上の「+」をタップすれば新規の入力画面に移行します。

入力画面では電話やメールアドレスなど入力したい項目をタップすれば、キーボード画面が出てきて入力できるように。ただし、電話番号や住所をする際にラベル表示が最初は「自宅」になっています。これを「携帯」や「勤務先」など他のものに変更するには、横にある「>」をタップして現れたラベル画面から選択しましょう。

「連絡先」アプリを開くと登録した相手の一覧が表示される

「連絡先」画面右上にある「+」をタップすると新規入力フォームが現われる

電話番号を入力する前に「>」をタップしてラベルを選択