他社のサービスと競合する!?

説明会の最後に、質疑応答の時間が設けられ記者からの質問に小林氏が回答した。「エモパー」にプリセットされる定型文が同じだと飽きてしまうのでは、との問いに「プリセットは豊富に用意する。エモパーでは3つのキャラクターが利用できるが、1キャラクターあたり数千の定型文が用意されている。状況に応じてそれらを組み合わせて喋るので、実際には万単位になる。何週間に1度、同じことを言う程度になるのでは」との見方を示した。

質疑応答で記者団の質問に回答する小林氏

シャープ製の端末は米Sprintを通じてアメリカでも販売されているが、「エモパー」の海外展開は考えているか、という質問に「検討中」と回答した。続けてAppleの「Siri」や、NTTドコモの「しゃべってコンシェル」、Googleの「Google Now」など競合するソリューションがあるが、との質問には「いずれも非常に優れたサービスだと思っている。ただ、置いているだけで、何もしなくてもスマートフォンの方から話しかけてくるエモパーの気楽さは、それらとは別物と認識。お客様の好みに応じて、片方あるいは両方を使っていただくなどしていただければ」と回答した。

会場ではデモ機に触ることができた