セレモニー後には、宮内副社長が囲み取材に応じた。

ここでも同氏が強調したのは、ネットワークの重要性だ。「6年前は厳しい環境だったが、今は改善している。ネットワークは基幹であり、実効速度が大切。使う時間や場所を変えながら実際に使ってもらって、細かくビッグデータの分析を進めている。角度を変えて使ってもらったり、それくらい細かくやっている。こうすると、たとえば渋谷は全体的につながりやすいが、ある路地だけはつながりにくいというようなこともわかる」(同氏)。

囲み取材に応じた宮内副社長

また、他社との差別化については、iPhoneを長く扱っていることから、特に店舗でのサービスやコールセンターの対応が優れているとアピールする。

「社員も販売店の人も、6年前からiPhoneを使っている。スマートフォンは色々な機能が入っていて、買った人がどこまで使えるかわからないくらい奥深い。そうしたユーザーへの店舗でのサービスやコールセンターの対応などは他社より優れている部分だ」

また、今日この場にいない孫正義社長についても質問が出ると、「今後は役割分担をしていこうということ。国内のこういったことについては僕がメインでやっていく。ものによっては孫社長が出てくることもある」と回答した。

MNPの数字については、今春から月次発表がなくなったが、宮内副社長は「一応、MNPは勝っています。今月もたぶん勝っています」としながらも、「従来のようにものすごい動きがあるわけではない。(MNPで)強烈な移動が起きる時代は終わったかもしれない」とコメントした。

店内の様子

実際に操作することができる

iPhone 6

iPhone 6 Plus