共同開発なら、聞こえてくる音もいっしょ?

TEACさんとONKYOさんは、共同開発したというポタアンを展示。「HA-P50」(TEAC)と「DAC-HA200」(ONKYO)で、共にスマートフォンからのハイレゾ再生に対応しているとのこと。各社からお手軽にハイレゾを楽しむためのポタアンが出ているわけですが、共同開発というのは面白いですね。でも共同開発ってことは、中身はまったく同じ?

「HA-P50」(TEAC)

「DAC-HA200」(ONKYO)

担当者のネイルもランティス祭り仕様に!

「基本的な性能は近いのですが、オーディオメーカーにはそれぞれ音の味付けに特徴がありますので、出てくる音は微妙に違います。TEACとONKYOの音の違いを楽しんでください」(担当者)

なるほど、そういうことなら聴き比べてみなければ! 意気込んで両方を聴いてみると、なるほど、たしかに違います。TEACの方は素直な音なんだけど、濃厚で柔らかい感じ。ONKYOは音がそのまま突っ込んでくる感じで、パンチがあり、高音が少し派手な印象を受けました。ちなみにデザインも少し違っていて、ONKYOの「DAC-HA200」には赤いラインが入っています。

世界にたった1つのイヤホン

最後にFitEarさん。こちらはカスタムイヤーモニターを展示。さらに耳型をとって一人ひとりの耳に合わせたイヤホンを作ってくれるオーダーメイドサービスも紹介しており、実際に耳型をとって作ったというイヤホンを展示していました。

FitEarブース

実際につけてみる

カスタムイヤーモニター

このオーダーメイドで作ったというイヤホン、当然僕の耳には微妙に合わないわけですが、それでも造形の細かさは見るだけでわかります。

また、カスタムイヤーモニターは最大30dBという防音室並みの遮音性を実現しているとのことで、たしかに付けてみると周囲の音が完全にカットされて音楽だけに集中することができました。音にも広がりがあり、生演奏を聴いているような迫力を感じます。とにかく自分にぴったり合うイヤホンが欲しいという人は、FitEarのオーダーメイドサービスが良さそうですね。