ソニーは9月3日(現地時間)、ドイツのベルリンで開催される「IFA 2014」のプレスカンファレンスにおいて、4K表示(3,840×2,160ドット)に対応した湾曲型の液晶テレビ「BRAVIA(ブラビア) S90B」シリーズを、中国、欧州市場向けに9月以降順次発売することを発表した。日本での発売については、現在のところ未定となっている。
「S90B」シリーズは、観賞者を包み込むようにカーブした形状の4Kテレビ。海外では既に8月に発表されており、今回、欧州と中国で発売されることがアナウンスされた。4K対応超解像エンジン「4K X-Reality PRO」のほか、高輝度新技術「X-tended Dynamic Range」や広色域の「トリルミナスディスプレイ」を搭載する。サウンド面では、大容量マルチアングルライブスピーカーシステム(4.2ch)を採用。平面上のテレビより画面と迫力ある音で観賞者に高い没入感を与える。
75V型と65V型の2サイズがラインナップされており、価格は75V型が7,300ユーロ、65V型が3,900ユーロとなっている。