イメーションが提供するTDK Life on Recordブランドの新型ヘッドホン「ST260s」「ST100」の販売が開始された。両製品はともに、40mmと大型のドライバーユニットを搭載しながら手ごろな価格を実現し、豊富なカラーバリエーションを用意したモデルだ。使い勝手をチェックしてみたので本稿で紹介したい。

高音質でスマホ対応の「ST260s」

「ST260s」は、40mmドライバーを採用することで、バランスのとれた高音質再生を実現。 長時間の装着でもストレスの少ない、ソフトレザー素材のヘッドバンドを採用した。イヤーカップは回転式で収納しやすく、持ち運びにも適している。

40mmドライバーにより高音質再生が楽しめる、ST260s。写真はレッドモデル

加えて、スマートフォンの操作に対応したリモコン付きケーブルを採用。再生/ 一時停止、曲送り/ 曲戻しといった操作を手元で行える点も特徴だ。

ケーブルに搭載するリモコンにより、スマートフォンの再生/ 一時停止、曲送り/ 曲戻しといった操作が行なえる

カラーバリエーションはレッド、ブルー、ホワイトの3色で展開。重量は105gとなっている。価格はオープン、実勢価格は2,780円前後となっている。

黒い本体にレッド、ブルー、ホワイトのワンポイントが入ったカラーバリエーション3色をラインナップ

軽快な着け心地の「ST100」

「ST100」は、わずか重量95gという軽量設計モデル。軽快な着け心地を実現しており、長時間使用しても疲れない。回転式のイヤーカップを採用することで、持ち運びやすさにも配慮した。音質面では、40mmドライバーによるバランスのとれた高音質再生を実現している。

231gという軽量さが売りのST100。長時間使用しても、ほとんど疲れを感じない。写真はブルーモデル

カラーバリエーションはブルー、レッド、ピンク、ブラック、ホワイトの5色で展開する。価格はオープン、実勢価格は1,880円前後となっている。

カラーはブルー、レッド、ピンク、ブラック、ホワイトの5色

ここまで「ST260s」「ST100」の使い勝手について紹介してきた。ST260sは3千円弱、 ST100は2千円弱と手ごろな価格帯の製品にも関わらず、ハイエンドモデルにも搭載されている40mmの大口径ドライバーを採用している点が素晴らしい。実際に使用してみると、ダイナミックレンジの広い、豊かな音色を楽しむことができた。同じ価格帯の他社製品とは、明らかに一線を画している印象だ。

気軽に購入できる価格帯であること、カラーバリエーションが選べることにより、老若男女あらゆる層に"響く"製品となっている。ライトユーザーにはもちろん、ヘビーユーザーにもサブ機としておすすめしたい。