ログバーは指輪型デバイス「Ring」を今年10月もしくは11月をメドに一般消費者向けの販売を開始する。同社の吉田卓郎CEOが22日、Bluetooth SIG開催のイベントで明かした。

Ringを開発した、ログバーの吉田卓郎氏(写真右)

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Ringは、日常生活の多くを指一本のジェスチャー操作で完結できるリング型ウェアラブルデバイス。公開中のコンセプトムービーには、Ringを利用してカーテンを開けたり、テレビの電源にスイッチを入れたり、支払いを済ませたり、自分の居場所を友人に送信したり、車内での音楽のボリュームを調整したりする様子が描かれている。

量産化に向けては資金調達が必要で、同社は今年2月、クラウドファウンディングサイト「Kickstarer」を活用。情報公開後1日半で目標額の25万ドルを達成していた。

同サイトでの量産化のメドがたったことで、年内の予定で、一般向けに発売すると言及してきたが、22日開催のBluetooth SIG開催のイベントで、吉田CEOは10月か11月に販売を開始すると発売日について言及した。また、9月には、Kickstarter支援者向けの製品の発送を行う予定。さらに、Ringはスリープモードで1週間、頻繁に利用しても1、2日は駆動することが同イベントで明らかにされた。

ゴールドがかった色味のニューデザインも公開された(写真左)。充電中の様子(写真右)