米Googleは16日、同社のSNSサービス「Google+」にて、実名以外でのアカウント登録と利用を可能にする意向を示した。これにより、YouTubeのユーザーネーム(実名ではない)と連携する、Google+アカウントを作成できるようになる。
今回のポリシー変更は、Google+上のGoogle+公式アカウントにポストされた内容から明らかになった。その投稿でGoogleは、実名によるユーザー登録ポリシーは、リアルな人々のコミュニティ形成に役立ってきたが、実名以外での利用を望むユーザーの参加を妨げてきたと認識。サービス開始から3年が経過し、コミュニティが十分に確立したことから、実名登録の制限撤廃を決断したと述べている。
Google+では実名のほかニックネームの表示を可能としてきた。上記の投稿において、同社はこれまでユーザー名に関するGoogle+のポリシーが不透明であったことについて謝罪している。なお現在のところ、Google+のプロフィール編集画面に変更はみられず、同社は今後順次、変更を適用していくと思われる。