米Appleが「iWatch」などの名称で噂される腕時計型デバイスのローンチに向け、高級腕時計メーカー「タグホイヤー(TAG Heuer)」の販売ディレクターを引き抜いたと話題になっている。同社が過去数年にわたってウェアラブル関係の専門家や開発者を集めていることは広く知られており、今回実際にセールス現場に近いプロフェッショナルを迎えたことは、"Xデイ"がいよいよ近付いていることを示唆しているのかもしれない。
同件はCNBCが初報を伝えており、Apple関係者への確認でそれが事実であると9 to 5 Macが報じている。話題となっている人物はルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)ら高級ブランドを抱えるLVMH傘下の高級腕時計ブランド「タグホイヤー」でセールス&リテール担当バイスプレジデントだったPatrick Pruniaux氏で、Appleでの役割や最新ステータスは不明なものの、同氏のLinkedInの履歴では過去のブランドカンパニーでの蒼々たるキャリアが見て取れる。