書店、図書館に続くCCCの次の取り組みが電子書籍

BookLiveの淡野社長に次いで登壇した、CCCの中西一雄TSUTAYAカンパニー副社長はこれまでCCCが新刊・古書を扱う書店を運営し、さらに2013年には武雄市の委託を受けて市立図書館の運営を任されている、とこれまでの本への取り組みを説明。店舗、図書館に続くCCCの取り組みが電子書籍であると考えた結果がBookLiveとの提携だったという。

BookLiveとCCCによる、電子書籍とリアルの書籍をつなぐ新プラットフォーム。BookLiveとCCCでは、2社間だけでなく他の電子書籍ストアや書店、出版に関わる企業に参加してもらうことでオープンなインフラを目指し、書籍業界全体の活性化と発展に貢献できるサービスにしていきたいとのこと。

CCCの電子書籍の取り組みを新プラットフォームで行ないたい、とCCCの中西一雄TSUTAYAカンパニー副社長

書店、電子書籍ストアはどちらもそれぞれ便利な点と不便な点があるが、今回発表のプラットフォームは両者の短所を補い合うのに加え、紙の書籍と電子書籍両方が楽しめるおトク感もプラスされる。また、紙の書籍だけのユーザーが電子書籍を試しに利用できる場になるかもしれない。はたして、BookLiveとCCCのプラットフォームは日本の書籍購入モデルの新スタンダードを目指せるだろうか?

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