「冷やし中華、はじめました」。そんな貼り紙を中華料理屋の店先で目にする季節となった。どうしても食欲の落ちる夏だが、冷たい麺ならつるっと入ってしまう。特に冷やし中華は具が色とりどりで見た目よく、栄養価も高い(気がする)。そんな夏バテの強い味方「冷やし中華」を、もういてもたってもいられなくなったのでさっそく作ることにした。そんなとき、目に留まったのが、フィリップス エレクトロニクス ジャパンが6月3日に発表した家庭用製麺機「ヌードルメーカー」である。
ヌードルメーカーは、オランダのメーカーであるPhilipsが日本市場向けに投入した調理家電。約10分で簡単に生麺を家庭で作れる、というのが売りの製品だ。約720kgの圧力を生地にかけることでコシのある麺を実現するという。今回はそんなヌードルメーカーを使用して、冷やし中華作りに製麺からトライしてみた。
これがヌードルメーカーだ
ヌードルメーカーの外観をチェックしてみよう。
白とシルバーというシンプルなカラーリング。これならキッチンに置いてあっても違和感がないだろう。サイズはW21.5×D34.3×H30cmで、コンパクトな設計。
次に付属品をチェックしてみよう。
今回お借りしたヌードルメーカーには、1.6mm角麺、2mm丸麺、1.6mm平麺、2.5mm角麺4種類の製麺用キャップが付属。それぞれの製麺用キャップに、詰まった生地を取り除くクリーニングキットが備えられている。
そのほか、計量カップとレシピブックが付属。レシピ開発には日清フーズが協力したそうだ。さて、調理に取り掛かる前に、分解した写真もご紹介しておこう。
使用後の洗いやすさを考慮して、本体はバラバラに分解できる。モーター部分以外は丸ごと水洗いできる仕様。本体下部の引き出しには製麺用キャップを収納できる。こういうちょっとした気配りがうれしいところだ。
では、さっそく冷やし中華を作ってみよう!