ではさっそく文字を入力してみよう。

今回、ARROWS NX F-05Fはジャストシステムの日本語入力システム「ATOK」とコラボレーションし、「Super ATOK ULTIAS」という入力ソフトを組み込んできた。ATOKといえば国産の日本語入力ソフトとして絶大な支持を受けているソフトであり、「文字入力にこだわる」というコンセプトを打ち出すなら真っ先に出てくる企業だ。

ストレスのない文字入力

文字を書く職業として、この進化の方向性は大いに歓迎したいところ。さて、入力しやすさはどうだろう。

ストレスなくサクサク打ち込める

様々な機能を備えている

とりあえず原稿を書き始めてみた。フリック入力によるストレスはまったくない。何となくだが、今まで使っていたスマホと比べても、誤入力が若干が少ない気がするのだ。試しに以前から所有しているAndroidスマートフォンで同じ文章を入力してみたが、やはりARROWS NXの方がミスが少なかった。これは、どうやらタッチした場所の電気ノイズ耐性が大幅に増したことで、フリックの認識精度が上がったためのようだ。体感的にはほんの少しの改善ではあるが、文字入力のような日常的に使う機能に関しては、小さなストレスの積み重ねが後になって響いてくる。これなら原稿もスムーズに書けそうだ。