オヤイデ、USB DACとしても利用できるポータブルハイレゾプレーヤー

小柳出電気商会(オヤイデ電気)は4月30日、「FiiO」ブランドのポータブルハイレゾミュージックプレーヤー「X5 JAPANESE EDITION」を発表した。発売は5月10日。価格はオープンで、推定市場価格は49,000円前後(税別)。

2013年9月に発売されたX3の上位モデル。ポータブルプレーヤーとしてだけではなく、PCやMacからポータブルUSB DACとしても利用できる。

DACチップはテキサス・インスツルメンツ製のPCM1792搭載しており、192kHz/24bitまでのハイレゾ音源の再生も可能だ。DSD再生にもファームウェアのアップデートにより対応予定となっている(2.8MHz)。ストレージは内蔵しておらず、2基装備されているmicroSDカードスロットを使用する。利用可能なメモリの最大容量は256GB。出力インタフェースはヘッドホン端子、ラインアウト、同軸デジタル音声の3種類を備える。

接続可能なヘッドホンのインピーダンスは16Ω～150Ωで、周波数特性は20Hz～20kHz。S/N比は115dB overで、歪率は0.003%@1kHzとなっている。

電源は内蔵リチウムイオン充電池で、容量は3,700mAh。フル充電の場合、約10時間以上の連続再生が可能だ。本体サイズはW67.6×D15.6×H114mmで、質量は195g。

日本国内で販売されるモデルはすべてJAPANESE EDITIONで、標準モデルの販売は行われない。JAPANESE EDITIONと標準モデルでは、JAPANESE EDITIONにのみサンフラワーをモチーフにしたホイールを装備している点が異なる。