レノボ・ジャパンは22日、Windowsタブレット「MiiX 2」シリーズのラインナップに11.6型の「Lenovo Miix 2 11」を追加した。専用の着脱式キーボードドックが付属し、通常のノートPCのようにも使用できる。5月下旬より販売を開始し、店頭予想価格は税別114,000円前後。

Lenovo Miix 2 11

「Lenovo Miix 2 11」は、11.6型ディスプレイを備えたWindows 8.1搭載タブレット。2014年1月に米ラスベガスで開催した「International CES 2014」で公開されていた。 従来のMiix 2シリーズと異なり、着脱式のキーボードドックが標準で付属する。キーボードドックと組み合わせることで、タブレットとしてだけでなく、ノートPCとしても使える2in1モデルとなっている。また、キーボードドックに対して本体を裏向き装着することも可能で、本体を持たずに操作できる。

本体とキーボードはマグネットで固定する。見かけはほとんどクラムシェル型ノートPCと変わらない

タブレット本体

同社のYogaシリーズでもおなじみの「スタンド」モードでも利用できる。この携帯ではキーボードのスピーカーが前面にあるので、動画や音楽鑑賞に適しているという

キーボードドックにはUSB 2.0ポートを2基のほか、JBLステレオスピーカーを搭載する。キーボードは73キーの日本語配列。タッチパッドも備える。

主な仕様は、CPUがIntel Core i3-4012Y(1.5GHz)、メモリがPC3-12800 4GB、ストレージが128GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4200(CPU内蔵)、ディスプレイが10点マルチタッチ対応11.6型フルHD(1,920×1,080ドット)IPS液晶、OSがWindows 8.1 64bit。

インタフェースはUSB 2.0×1(給電機能付)、MicroHDMI×1、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、カメラ(前面:200万画素/背面:500万画素)、microSDスロット、マイク/ヘッドホン×1。バッテリ駆動時間は約8.2時間。

サイズと重量は、タブレット本体がW約302×D190×H11mm/約800g、キーボードドックが約302×D204×H18.6mm/約550g。本体カラーはシルバー。