iPhone X以降の機種(ホームボタンがないFace IDモデル)では、画面右上のバッテリー残量アイコンをパーセント表示にできなくなりました。しかし、コントロールセンターを呼び出したり、ホーム画面にウェジェットを追加することで、バッテリー残量をパーセント表示で確認できます。

【方法1】コントロールセンターを呼び出す

「コントロールセンター」を呼び出すと、バッテリー残量をパーセント表示で確認できます。iPhone X以降のFace IDモデルでは、画面右端から下方向にスワイプすると、コントロールセンターを表示できます。

  • iPhoneのコントロールセンター

    コントロールセンターにはバッテリー残量がパーセント表示されます

  • iPhone、コントロールセンターの呼び出し方

    Face IDモデルではイン側カメラの右を下へスワイプ、Touch IDモデルでは下から上へスワイプすると、コントロールセンターを呼び出せます

【方法2】ホーム画面にウィジェットを追加する

ホーム画面に「バッテリー」のウィジェットを追加して、バッテリー残量をパーセント表示で確認する方法もあります。

  • iPhoneのホーム画面に「バッテリー」のウィジェットを追加

    ウィジェットによって、バッテリー残量をパーセント表示で確認できるようになります

ウィジェットを追加する際は、まずホーム画面上のアプリが配置されていないスペースを長押しします。すると編集モード(アプリが震えている状態)になるので、左上の「+」をタップ。ウィジェット一覧の中から「バッテリー」を選択すると、ホーム画面にバッテリーのウィジェットを追加できます。

  • iPhoneのホーム画面に「バッテリー」のウィジェットを追加、手順1

    アプリがないスペースを長押しします

  • iPhoneのホーム画面に「バッテリー」のウィジェットを追加、手順2

    左上の「+」をタップします

  • iPhoneのホーム画面に「バッテリー」のウィジェットを追加、手順3

    「バッテリー」を選択します

  • iPhoneのホーム画面に「バッテリー」のウィジェットを追加、手順4

    ウィジェットのサイズをスワイプしながら選んで、「ウィジェットを追加」をタップして作業完了です

【方法3】iPhone 8以前とiPhone SE 第2世代は「設定」から変更可能

iPhone 8以前の機種とiPhone SE 第2世代(Touch IDモデル)では、ホーム画面右上のバッテリー残量をパーセント表示に変更可能です。「設定」内にある「バッテリー」を選択すると、バッテリー残量をパーセント表示にする項目が用意されています。

  • iPhone 8以前の機種とiPhone SE 第2世代、バッテリー残量をパーセント表示にする手順1

    「設定」内にある「バッテリー」を選択します

  • iPhone 8以前の機種とiPhone SE 第2世代、バッテリー残量をパーセント表示にする手順2

    「バッテリー残量(%)」をオンにします

iPhone X以降のFace ID機種でこのような設定変更をできない理由は、画面上部に「センサーハウジング」と呼ばれる切り欠き(ノッチ)が設けられたからです。センサーハウジングによって、画面に右端にバッテリー残量をパーセント表示するためのスペースが物理的になくなったのです。

  • iPhone 8とiPhone Xの比較写真

    左がiPhone 8、右がiPhone X。iPhone X以降のFace IDモデルではインカメラのレンズなどを収めたセンサーハウジング(切り欠き、ノッチ)によって、画面右端のスペースに余裕がなくなりました