2月26日より全国のアミューズメント施設で稼働中のセガのアーケードゲーム『THE WORLD of THREE KINGDOMS』(以下『スリキン』)のプレス向け発表会が13日、都内にて行われ、お笑いコンビ・かもめんたる、歴史好きアイドル"歴ドル"の小日向えりが出席した。

左から新井健二氏、小日向えり、岡本伸也

まずは『スリキン』プロデューサー新井健二氏が登壇し「私も、曹操が負けたら三国志の世界はどうなっていたのか、自分が武将として参加していたなら歴史を変えることができたのだろうかと、日々、三国志を読みながら空想をしていました。『スリキン』は、ゲームセンターのなかに『三国志』の世界を作り、プレイヤーは一武将となって三国志の世界に飛び込み、武功を立て、名を挙げて、歴史に名前を刻むゲームです」と三国志の魅力を熱く伝えながら、本作をアピールした。

続いて三国志を愛する3人のゲストが登場し、三者三様で本作の魅力を解説を語っていく。DeNAで配信され80万ダウンロードを突破した人気アプリ『三国志ロワイヤル』を手がける山口恭平プロデューサーは「私たちはスマートフォンでゲームを作っていますが、それとは違った、臨場感や軍団対軍団の戦闘を味わえる点が魅力」と太鼓判。諸葛孔明のコスプレ姿で登場し、女性芸能人では唯一三国志検定の1級を持つ小日向は「オリジナルの武将が作れるので愛着が沸きます。家臣と酒宴をしたり、お嫁さんを選んだりと、三国志の世界にタイムスリップし多様な気持ちになれるのが楽しい!」と単純な対戦に留まらない『スリキン』のゲーム性を解説。そして、神戸で三国志関連グッズや三国志のイベントをプロデュースする「英傑群像」の岡本伸也氏は「3Dで作られた世界観が素晴らしい。一人で戦うゲームはこれまでもあったのですが、軍隊を動かすゲームはなかったので、将軍になったような気持ちを味わえます」と感慨深げに話していた。

また、3月19日よりスタートする新規プレイヤーの初回プレイ無料の期間限定キャンペーンの内容も明らかに。このキャンペーンは、新規に武将を作成した際に軍資金を、19日以前に始めたユーザーにはゲーム内アイテムのプレゼントが予定されているという。質疑応答では、スマートフォンとの連携、今後登場する新たな武将について質問があり、新井氏は「スマートフォンとの連携も考えていますが、まだ具体的なことはお話できません。すでに数百の武将が登場しています。今後、増えるかどうかは詳しくお話できませんが、三国志ファンの期待には答えられるかと思います」と自信をのぞかせていた。

左から岩崎う大(かもめんたる)、槇尾ユウスケ(かもめんたる)、小日向えり、新井健二氏

三国志愛があふれるゲストたちによるトークを中心とした第1部に続き、第2部ではお笑いコンビ・かもめんたるの2人に、新井氏、小日向の二人が『スリキン』の遊び方をレクチャー。ゲームをプレイした槇尾は「戦いが始まるとエキサイティングします。操作は簡単ですぐに覚えられたので、もっと戦いたかった…」とすっかり『スリキン』に魅了された様子。そんな槇尾のプレイを見ていた相方の岩崎は「不甲斐なかったです。僕だったら、首を切ってお見せしたかったんですけど、逃してばかりで。あと、手元のコントローラーに振動するんで、プレイしている馬の音が気持ちいいんですよ」とゲームの臨場感に注目していた。

また、岩崎とともに槇尾のプレイを見守っていた小日向は「見ていても楽しいしんですよね。プレイをしていると実際に戦場にいる気持ちなれますし。プレイの回数を重ねる毎に頭を使って戦略を使うようになったり、プレイの幅も広がります」と熟練者らしく『スリキン』の魅力を分析。最後に新井氏は「このゲームを作ることで、三国志の魅力を伝えることができればと思っています。このゲーム、非常にとっつきやすいので、無料キャンペーンの機会にプレイをしてもらえればと思います。また、このゲームを通じて、三国志ファンが増えること、またゲームをプレイするためにゲームセンターが盛り上がれば」と三国志ファンにメッセージを送り、三国志愛に溢れた発表会を締めくくった。なお、この発表会の模様は『THE WORLD of THREE KINGDOMS』公式サイトにて公開中。