スマホの月額料金を抑えたい…… そんなお悩みを持つ人は少なくありません。2月27日にNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(以下、NTTコム オンライン)が発表した「スマートフォンのデータ通信量と月額料金」(注1)の調査結果でも、「スマートフォン等の月額料金満足度」(図1)について、8割を超える人が現在利用中のスマホ(タブレット含)の月額料金を「高いと感じている」ことが明らかになりました。

MVNO利用者の半数が、スマホ料金を「安いと感じている」

年代別に見ると、40代までは年代が上がるにつれ「高いと感じている」と回答する人の割合が増えています。とくに仕事でもスマホを使う機会の多い20~40代の働き世代にとって、スマホの月額料金を抑えたい…というのは切なる課題。

【図1】年代別/スマートフォン等の月額料金満足度(n=1,538)

一方、MVNO事業者(仮想移動体通信事業者)を利用している人に限定(図2)すると、スマホの月額料金を「高いと感じている」人の割合は約2割にとどまり、「とても安いと感じている」人の割合は半数近くにものぼりました。

【図2】契約事業者別/月額料金満足度(n=1,538)

※MVNOって?

大手通信事業者から携帯電話などの無線通信インフラを借り受けてサービスを提供する事業者のこと。通信容量や通信速度に制限がある代わりに、安価な月額料金でサービスを使えるというメリットがあります。

このMVNOサービスを活用すると、スマホの月額料金はどれくらい安くなるのでしょうか。マツコ・デラックスさんが登場するCMでも話題の、月額980円(定額)から使える「OCN モバイル ONE」を例に見てみましょう。

OCN モバイル ONEは専用の「SIMカード」を購入し、SIMフリーの端末(SIMロックが解除された端末)やドコモのandroid端末にさすだけでOK。NTTドコモ「Xi」と広範囲でつながりやすい「FOMA」の両エリアに対応し、都市部・郊外に関わらず、受信時最大150MbpsのLTE高速通信サービスを利用できます。

最も安価なプランは通信容量が「30MB/1日コース」(月額980円)ですが、頻繁にスマホを使ったり、動画サービスやアプリをよく使ったりする人にはやや物足りないかも知れません。

ただ、同調査で「月間のデータ通信量」について70.4%の人が月間のデータ通信量が「1GB未満」だと回答している(図3)ことからも、大半の人は通信容量が「30MB/1日コース」(月額980円)を利用することで十分ではないでしょうか。

普通にスマホを使っていると、どうしても毎月1万円前後の料金がかかってしまいがちですが、格安SIMカードを使うことでその何分の1にも料金を抑えることができるのです。お財布にやさしい金額でスマホをしっかり使えるのは嬉しいですよね。

知らないと損してる!MVNO利用者は全体の3.2%のみ

【図3】月間のデータ通信量(n=1,299)

しかし、残念ながら「MVNO事業者が提供している格安カードの利用率・認知度」(図4)を調べたところ、MVNO事業者が提供している格安カードの利用率は、全体のわずか3.2%にとどまります。男女別に見ると、利用中の女性はわずか0.7%で、男性でも5.3%しかいませんでした。

認知度についても「(格安SIMカードの)サービス内容を知らない」、「知らない」の合計は72.6%にもなります。男女別に見ると、男性の59.1%、女性の88.5%が「知らない」と回答しているのです。

【図4】性別/格安SIMカードの利用率と認知度(n=1,538)

SIMカードを購入して使うだけで、スマホの月額料金が格段に安くなるのに、MVNOサービスを知らないなんてもったいない! 毎日何らかのシーンでスマホを使う人であれば、データ通信量は月間1GB程度のため、格安SIMカードを使うと1,000円前後の月額料金で済んでしまいます。ぜひ使ってみたいという方は、「SIM通」でSIMカード情報をチェックしてくださいね。

注1 協力/NTTコム リサーチ 調査対象/10~60代のスマホ・タブレット保有者1,538名

記事提供:SIM通

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