マイクロソフトは7日、3月12日に公開するセキュリティアップデートの事前情報を公開した。深刻度「緊急」が2件、「重要」が3件となる計5件のセキュリティ情報が公開されている。12日に「3月のセキュリティ情報」として置き換わる予定。

緊急の2件はWindows OSおよびInternet Explorer(IE)にて、リモートでコードが実行されるもの。IEのの脆弱性では、Windows XPやWindows Server 2003ではIE 6 / 7 / 8、Windows VistaやWindows Server 2008ではIE 7 / 8 / 9、Windows 7やWindows Server 2008 R2ではIE 7 / 8 / 9 / 10 / 11、Windows 8や8.1(RT版含む)ではIE 10 / 11に影響する。

Windows OSの脆弱性は、Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1(RT版含む)、Windows Server 2003 / Server 2008 / Server 2008 R2 / Server 2012 / Server 2012 R2に影響する。

重要の3件では、Windows OSにて特権の昇格やセキュリティ機能がバイパスされる脆弱性に対処する。セキュリティ機能のバイパスはSilverlightにも影響する。

2014年3月のセキュリティ情報 事前通知の概要