ボーズは2月25日、Wi-Fi対応のオーディオシステム「SoundTouch Wi-Fi music systems」シリーズとして「SoundTouch 30 Wi-Fi music systems」「SoundTouch 20 Wi-Fi music systems」「SoundTouch Portable Wi-Fi music systems」を発表した。いずれも発売は3月14日で、標準価格はSoundTouch 30が77,700円、SoundTouch 20とSoundTouch Portableが46,200円。ボーズ製品取扱ディーラーおよびボーズ直営店、ボーズ・オンラインストアで販売される。

上段が「SoundTouch 30 Wi-Fi music systems」、下段左が「SoundTouch 20 Wi-Fi music systems」、下段右が「SoundTouch Portable Wi-Fi music systems」

3モデルとも、IEEE802.11b/gのWi-Fi(無線LAN)接続に対応するオーディオシステム。PC内に保存した音楽ファイルをLAN経由で再生したり、LAN経由でインターネットラジオを聴取したりすることができる。また、AppleのAirPlayにも対応しており、iOS 4.3.3以降を搭載するデバイスやOS X(Mountain Lion)搭載のMac、iTunes 10.2.2以降がインストールされたMac、Windowsからワイヤレスで音楽再生を行うことが可能。

SoundTouch 30はシリーズ最上位モデルで、管の共鳴原理を応用したボーズ独自の低音再生技術「ウェーブガイド・スピーカー・テクノロジー」と新開発のウーファーを搭載。深みのある豊かな低音再生が可能となっている。また、正面上部に最適な角度で配置された2つのドライバーが大型ステレオをしのぐクリアなサウンドを実現。

SoundTouch 20は、新開発のドライバー2基を搭載し、クリアな中高域の音と豊かな低音の再生を両立。さらに、新設計のポートデザインにより迫力ある低音再生が可能となっている。

SoundTouch Portableはリチウムイオン充電池を搭載するポータブルオーディオシステム。薄型のドライバー4基を搭載するとともに、低音再生技術「デュアル・オポージング・パッシブ・ラジエーター」が、音量レベルに関わらず迫力あるフルレンジ再生を可能としている。

いずれのモデルも、操作は本体上部のパネルや専用リモコンの他、専用アプリ「SoundTouch app」で行うことが可能。アプリはAndroid、iOS、Mac OS、Windowsに対応するものがそれぞれ用意される。

本体サイズ・重量はSoundTouch 30がW435×D181×H247mm・9kgで、SoundTouch 20がW315×D104×H188mm・3.2kg、SoundTouch PortableがW249×D64×H148mm・1.5kgとなっている。入力インタフェースは3.5mmステレオミニジャックを搭載。

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