待望のHaswell版NUCがついにデビュー
IntelからついにHaswell世代のNUCベアが登場、発売が開始された。Core i5-4250U(最大2.6GHz/2コア/4スレッド/15W)を搭載する「D54250WYK」と、Core i3-4010U(1.7GHz/2コア/4スレッド/15W)を搭載する「D34010WYK」の2種類。価格はそれぞれ、45,000円~47,000円前後、35,000円~37,000円前後で、売れ行きは好調だ。
本体サイズは116.6×112.0×34.5mmで、従来モデルよりも4.5mmほど薄くなった。インタフェースは両モデル共通で、フロントのUSB3.0が2ポートに増加。リアにも初めてUSB3.0が搭載された。グラフィックス出力は、Mini HDMIとMini DisplayPortの2つ。また、フロントにはイヤホン/マイク端子と赤外線センサーも用意されている。
3.5インチHDDも搭載可能なASUS版NUC
一方ASUSからは、"ASUS版NUC"とも言える「VivoPC」が発売されている。まず第1弾として登場したのはベアボーン版の「VM40B」で、CPUにはIvy Bridge世代のCeleron 1007U(1.5GHz/2コア/2スレッド/17W)を搭載。サイズは190×190×56.2mmと、NUCに比べるとかなり大きいものの、3.5インチドライブの格納も可能だ。価格は30,000円前後。
メモリはDDR3-1600のSO-DIMMが2枚搭載可能。ドライブベイは3.5インチ×1台となっており、大容量HDDが利用できるのが特徴だ(付属のドライブトレイアダプタを利用すれば2.5インチドライブも格納可能)。インタフェースは、HDMI、VGA、USB3.0×2、USB2.0×4など。IEEE802.11ac対応無線LANや、ステレオスピーカも内蔵する。