なんとゴミ箱がMac Pro風ケースに!

ProjectMから、「ProフレームKIT(PM-PROKIT)」というユニークな製品が登場。このキットは、新型「Mac Pro」の発表時、「似ている」と話題になったゴミ箱「TUBELOR」をPCケース化するというもので、内部にMini-ITXマザーボードの搭載が可能。BUY MORE秋葉原本店での価格は14,800円だ。

「ProフレームKIT」のパッケージ。ゴミ箱そのものは付属しない

こちらが使用するゴミ箱。カラバリがあるので、あえて別の色にする手も

スチール製のフレームやファンガードなどが同梱されており、シャーシを組み立てる仕組み。ケースのカバーとなるTUBELORは付属しないので、別途用意する必要がある。PCケースとしては、マザーボードのほか、SFX電源、2.5インチドライブ×2台、12cmファンの搭載が可能となっている。

組み立て時。最上部にファンを搭載可能で、下に電源スイッチもある

その反対側には、電源と2.5インチドライブの格納スペースがある

冷却メーカーによる冷却重視のケース

Phanteksの「Enthoo Primo」は、冷却性能を追求したフルタワーケース。冷却パーツメーカーが開発した製品らしく、リザーバ用、ポンプ用、ラジエータ用のブラケットも付属。最長48cmサイズの大型ラジエータ×2台と24cmサイズの小型ラジエータ×2台を同時に搭載可能であるなど、拡張性の高さがウリだ。価格は35,000円前後。

Phanteksの「Enthoo Primo」。マザーボードを格納する表側はスッキリ

ケーブルは裏側スペースに集中しており、表側のエアフローを邪魔しない

冷却ファンは標準で5個も搭載(全て14cmファンでフロントに2個、トップ/リア/ボトムに各1個)。追加すれば最大16個まで増やすことができる。またPWMハブの基板も付属しており、最大11個の3ピンファンを接続してコントロールすることが可能だ。電源スペースは裏側に用意されており、ケーブルによるエアフローの悪化を抑えている。

裏側の電源設置スペース。表側にも電源を追加することができる

裏側の中央にあるのがPWMハブ。多数のファンに対して制御が可能に