ガイアックスの子会社ソーシャルグループウェアは6日、Twitterでの投稿前に第三者が投稿内容をチェックできるアプリ「つぶやきマネージャー」の無償提供を開始した。不用意な投稿による"ネット炎上"を防ぐことが狙い。同社の専用ページから無料で申し込みでき、今後、有償版もリリース予定。

つぶやきマネージャー Webサイト

「つぶやきマネージャー」は、あらかじめ第三者がTwitterの投稿内容をチェックすることで、不用意な発言による炎上を未然に防ぎ、適切な情報発信を支援するスマートフォン向けアプリ。例えば政治家や企業経営者などのツイートを、秘書や支援者、広報担当者などの第三者が、投稿前に簡単に確認できる。

利用には、まず投稿者がTwitter認証で「つぶやきマネージャー」にログインし、ツイートをチェックするユーザーのメールアドレスを登録。その後、このアプリ経由でツイートすると、チェックするユーザーが承認するまで投稿されない。

ツイートをチェックするユーザーは、投稿者がツイートすると、ツイート内容と承認・否認用URLが記載されたメールが届く。ツイート内容を確認し承認URLにアクセスすると、投稿者のツイートが実際に投稿される仕組み。

同社は、SNSなどでの問題投稿に端を発する「ネット炎上」の広がりを背景に、「つぶやきマネージャー」を開発。ソーシャルメディアの投稿を個人に一存せず、他者の視点を入れることで、適切な情報発信を目指す。

つぶやきマネージャーの仕組み