ディーアンドエムホールディングスは10月11日、デノンブランドより、テレビを上に乗せられるベースタイプスピーカー「DHT-T100」を発表した。発売は11月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は30,000円前後。
DHT-T100は、映像コンテンツを迫力のあるサウンドで楽しみたいが、サラウンドシステムを設置するスペースが確保できないという人に向けた製品。W608×D355×H71mmというサイズのボディの上には、50V型までの大きさで27kgまでの重さのテレビを乗せることが可能だ。テレビとの接続は、製品に付属する光デジタルケーブル1本のみで行うことができる。
リモコンの学習機能を装備しており、1台のリモコンで、テレビとDHT-T100の両方を操作することができる。学習機能を持ったリモコンを使用するのではなく、DHT-T100がテレビのリモコンコードを記憶するため、テレビに付属するリモコンをそのまま使用できる。
スピーカーユニットは、φ14mmツイーター×2本と51×127mm楕円型ウーファー×2本。アンプの定格出力は9W×2(1kHz、THD 0.7%、4Ω、JEITA)だ。Dolby Digital 5.1chとAAC 5.1ch、リニアPCMに対応しており、「デノンバーチャルサラウンド」により、臨場感の高いサウンドを楽しむことができる。サウンドモードは、「ボイス」「ミュージック」「ミュージックワイド」「ムービー」「ムービーワイド」の5種類を使用可能だ。
Bluetoothにも対応しており、スマートフォンなどからの音楽再生も可能。高音質なaptXコーデックも利用できる。