ジャストシステムは、誰でも簡単に本格的なデータ分析が行え、可視化した課題とその要因についてメンバー間で認識を共有し、課題解決に向けたアクションを促す、オールインワンBIツール「Actionista!(アクショニスタ)」を10月25日より発売すると発表した。価格は、基本モデルの「Basic Edition」の場合で500万円(税別)。
同製品は、分析に関する知識がなくても、欲しい情報を見たい視点で俯瞰できるよう支援し、あらかじめ設定されている分析軸や値をドラッグ&ドロップするだけで集計表やチャートを作成でき、自由に分析が行える。また、対話形式でテンプレートに入力していくだけで、最適なチャートでデータを可視化、集計表やチャートを貼り付けることでダッシュボードを作成でき、マウス操作のみで多角的な分析、より効率的な課題の発見を実現する。
ダッシュボードの分析結果に対して、注目ポイントにマークを付けたり、コメントを書き込んだりできる「アクションレポート」機能を搭載。分析結果をメンバーに提示するだけでなく、分析結果から導いた課題要因とその改善施策の共有まで行え、データ分析から課題の把握、次のアクションへの意思決定を促進し、業務改善サイクルの精度とスピード向上を支援する。
また、集計するデータをメモリ上にすべて展開する「インメモリ型カラム指向集計エンジン」を標準搭載し、ビッグデータの高速分析を実現し、分析時のストレスを軽減。その他、データ取り込み設定はウィザード形式で簡単実行可能。
クライアントフリーのサーバーライセンスのため、低コストで全社展開ができ、ビッグデータ分析を可能にしながら、Windowsサーバー1台でシステムを実現でき、運用管理・保守コストを低減する。さらに、管理者から利用者まで、すべて同じサーバー上で作業できるよう設計しているので、別途、開発環境や専用ツールが不要となり、属人的な作業を排除し、運用・保守を継続的に支援する。