iX500に原稿をセットする

オンラインアップデートが完了したら、試しに原稿を読み取ってみよう。使い方は、原稿をセットして「Scan」ボタンを押すだけと簡単だ。

セットできる原稿の種類は、iX500(およびS1300i/S1100)で、一般的なオフィス用紙、ハガキ、名刺、および54×86mmまでのプラスチックカードとなっている。原稿サイズは、幅50.8~216mm、長さは50.8~360mm。名刺サイズのカードからA4サイズの用紙ならほぼ問題なくセットできるし、サイズの異なる用紙をまとめて給紙して読み取ることも可能だ(←これポイント!)。

本体上部の給紙カバー(ADF)を開けて、紙受け(スタッカー)を手前にオープン。用紙ガイドも伸ばしておく

ただし、ステープラーやクリップの針などがついている用紙は、紙送り時にジャムったり、本体の内部を傷付けたりする可能性がある。金属物は必ず外してからセットするのを忘れないように。また、複数の紙がノリ付けされているような原稿(例えば写真を貼ったハガキなど)も、スキャン時に原稿詰まりが起きやすくなるため、避けたほうがいい。濡れていたりインクが乾いていない原稿も、iX500内部のローラーを汚してしまうため避けよう。そのほか、紙以外の布地や金属シート、OHPシートなどは読み取ることができない。

鉛筆書きの原稿やノーカーボン紙、トレーシングペーパーなどは、読み取り不可ではないものの、付属のA3キャリアシートを利用することが推奨されている。A3キャリアシートはプラスチック製のシートで、間に原稿を挟んで利用する。A3キャリアシートを利用すれば、通常はセットできないA4以上の原稿(最大297mm×420mmの原稿)も、折り畳んで読み取れるようになる。

給紙トレイ(ADF)に原稿をセット。原稿の裏面が手前に(裏向き)、上端が下向き(本体側)になるように給紙する。複数の原稿をセットするときは、サイドガイドの内側に刻まれた目盛りを超えないようにする(最大50枚が目安)

付属のA3キャリアシートを使うと、A3サイズの原稿を二つ折りにしてスキャンできる。薄い紙、シワになった紙、鉛筆やクレヨンで書かれた紙なども、A3キャリアシートにはさんでスキャンする

原稿を読み取る

原稿をセットしたら「Scan」ボタンを押す。両面を同時に読み取るため、非常に高速だ。iX500なら、50枚の原稿も2分くらいで一気にスキャンできる。

読み取りが完了すると「クイックメニュー」が起動するので、保存先を指定。「このコンピュータに保存」をクリックすると、付属の文書管理ソフトウェア「ScanSnap Organizer」が起動して取り込んだ原稿が登録される。

iX500の「Scan」ボタンを押すとスキャン開始(写真左)。原稿の読み取りが完了したらクイックメニューが表示されるので、保存先を指定する(写真右)。保存先はScanSnap Organizer(「このコンピュータに保存」)のほか、PCの任意フォルダ、EvernoteやDropboxなどのクラウドサービスも選べる

次回は、「ScanSnap Organizer」の基本的な使い方を解説しよう。