Mozillaは、9月17日(現地時間)にFirefoxの新バージョンとなる「Firefox 24」をリリースした。本稿では、インストール手順や新機能などを紹介したい。また、匿名検索エンジンDuckDuckGoとそれに関連するアドオンを紹介しよう。

「Firefox 24」のインストール

自動的にアップデートが行われるが、手動でアップデートは、Firefoxメニューの[ヘルプ]→[Firefoxについて]を開くと更新が自動的に開始される。[再起動して更新を完了]をクリックする(図1)。

図1 Firefox 24へのアップデート

初めて、Firefox 24をインストールする場合、Firefox 24のWebページからインストーラーをダウンロードする(図2)。アップデートは自動的にも行われるが、今回も多くのセキュリティアップデートがある。できれば、早めにアップデートしておきたい。

図2 Firefoxのダウンロードページ

[Firefox無料ダウンロード]をクリックし、保存したファイルをダブルクリックして、 インストールを開始する(図3)。

図3 Firefox 24のインストール

以降で、Firefox 24の新機能を見ていこう。

Firefox 24の新機能

新機能であるが、タブのコンテキストメニューに[右側のタブをすべて閉じる]が追加された(図4)。

図4 [右側のタブをすべて閉じる]が追加

次のバージョン25では、新しいテーマデザインAustralisの実装が予定されている。そのための布石とも思われる。また、Mac版では、Mac OS X 10.7以降に導入された新しいスクロールバーに対応した。スクロールが必要なページでも、右側にスクロールバーが表示されない(図5)。

図5 スクロールバーが非表示状態

マウスで操作を行うと、図6にように表示される。

図6 スクロールバーを表示

うまく動作しない場合には、[システム環境設定]→[一般]で[スクロールバーの表示]を[スクロール時に表示]に設定してみてほしい(図7)。

図7 スクロールバーの設定

これ以外には、チャットウィンドウを切り離すことができるようになった。また、変更点は、以下の通りである。

・ピン留めタブのアクセシビリティを改善
・Revocation Lists機能を非サポート
・新しいタブページの読み込みを高速化

開発者向け関連では、以下の通りである。

・画像のタイリングとスケーリングに関してSVGの描画を向上
・Webコンソールの改善、エラーコンソールを置き換え
・プロファイルディレクトリ、アプリーケーションディレクトリにあるシャーロックファイルを非サポート

セキュリティアップデート

今回のバージョンアップでは、以下のセキュリティアップデートが行われた。

・既定コンパートメントとフレームチェーン復元によるGC問題[最高]
・DOMプロキシ上のユーザー定義プロパティによって誤ったthisオブジェクトが取得される[中]
・スクロールに関するメモリ破壊[最高]
・マルチカラム、リスト、フロートによるバッファオーバーフロー[最高]
・XBL製ノードの再配置によるコンパートメント不一致[高]
・書き込み可能な場所から共有オブジェクトライブラリが読み込まれる[高]
・Mac OS XのNVIDIAグラフィックスドライバを通じたWebGL情報漏えい[中]
・IonMonkeyにおける未初期化データ[中]
・シンボリックリンクを通じた同一生成元回避[中]
・Mozilla Updaterが署名検証後にMARファイルをロックしない[高]
・新しいJavaScriptオブジェクトの呼び出しスコープによるメモリ破壊[高]
・select要素による解放後使用[最高]
・NativeKeyがウィジェット破棄後もキーメッセージの処理を続ける[中]
・Animation Managerにおけるスタイルシート複製時の解放後使用[最高]
・ANGLEライブラリにおける整数オーバーフロー[最高]
・HTML5 Tree Builderにおけるテンプレート使用時の不適切な状態[中]
・さまざまなメモリ安全性の問題(rv:24.0/rv:17.0.9)[最高]