オートデスクは17日、同社が販売する一部製品に対して、一定期間利用できるライセンス形態(以下、レンタルプラン)を導入し、提供開始した。

今回レンタルプランとしてライセンスを提供するのは、「Autodesk AutoCAD Design Suite」「Autodesk 3ds Max」「Autodesk Maya」など全10製品となっており、ユーザーは永久ライセンスに加えて、「1カ月」「四半期」「1年間」の3プランから選択できるようになった。

またレンタルプランには、専用Webサイトからの技術サポート、契約期間中の機能アップデート提供、同社クラウドサービス「Autodesk 360」の利用などが含まれているため、永久ライセンスに比べて初期費用を抑えながら、設計などのプロジェクト管理やコラボレーション、ストレージ、モバイル端末からのアクセスといったAutodesk 360の諸機能を活用することもできるという。

いずれの製品もスタンダード、プレミアム、アルティメイトの3エディションを用意し、技術サポートはベーシックとアドバンスの2タイプから選択可能。対象製品および価格は以下のとおり。なお、1カ月プランはAutodeskストアでのみの提供となる。

対象商品と価格例

対象製品(全てバージョン2014) 1カ月プラン 四半期プラン 1年プラン
「Autodesk AutoCAD Design Suite Standard」 4万950円 12万3,900円 33万750円
「Autodesk Product Design Suite Standard」 5万2,500円 15万8,550円 42万3,150円
「Autodesk Factory Design Suite Standard」 5万2,500円 15万8,550円 42万3,150円
「Autodesk Entertainment Creation Suite Standard」 5万2,500円 15万8,550円 42万3,150円
「Autodesk Building Design Suite Standard」 5万2,500円 15万8,550円 42万3,150円
「Autodesk Infrastructure Design Suite Standard」 5万2,500円 15万8,550円 42万3,150円
「Autodesk Plant Design Suite Standard」 5万7,750円 17万2,200円 45万9,900円
「Autodesk 3ds Max」 3万3,600円 8万4,000円 26万7,750円
「Autodesk Maya」 3万3,600円 8万4,000円 26万7,750円
「Autodesk Maya LT」 7,350円 1万8,900円 5万8,800円

※いずれもベーシックサポート版の場合