ニコンは5日、手のひらサイズのコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S02」を発表した。COOLPIXシリーズ史上、最小・最軽量モデルである「COOLPIX S01」の後継となる。発売は9月19日で、価格はオープン。推定市場価格は20,000円前後。

COOLPIX S02

前モデルに比べ、タッチパネルモニタを2.7型に拡大しながら、サイズをW77.1×D17.5×H51.3mmとほぼ同等に抑えている。重量も約100gと前モデルからわずか4gの増加に留まる。画像の記録先を7.3GBの内蔵メモリとして、小型化を図っている点も同じだ。

撮像素子は有効画素数1317万画素の1/3.1型CMOSセンサーとなり、前モデルの1,014万画素の1/2.9型CCDに対し、夜景や室内などの暗所における高画質化を図っている。画像処理エンジンは前モデルと同じ「EXPEED C2」を搭載する。

その他の主な仕様は、レンズが焦点距離30~90mm(35mm判換算)の3倍ズーム、開放F値がF3.3~F5.9、対応感度がISO125~ISO1600。背面のタッチパネルモニタは2.7型・約23万ドットのTFT液晶。バッテリは本体内蔵リチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約210枚、動画撮影時間は約1時間15分となっている。カラーリングはミラーシルバー、ホワイト、ピンクの3色が用意される。

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