Androidスマートフォンの音楽プレーヤーアプリで音楽を楽しんでいる人は多いだろう。そんな人の中で、音楽データをパソコンからSDカードに移して再生した際に「あれ!?曲名やアーティスト名が文字化けしてる!」という経験をした人はいないだろうか? 今回は、この音楽データの文字化けをスマートフォンアプリを使って修正する方法を紹介したい。

Androidスマートフォン上で音楽データを表示した際に発生する文字化けは、ID3タグのエンコード形式がShift_JISなどになっていたからというケースが殆ど。音楽プレーヤーアプリ側はUnicodeにしか対応していない場合が多いからだ。よって修正するには、タグをUnicode変換するか、タグそのものをShiftjisで書き直せばよい。筆者オススメの方法は、Android端末向けのコンテンツマーケット「Google Play」で無料ダウンロードできるアプリ「iTag」を使う方法だ。

iTagは端末内のMP3データの文字データを修正・追加するアプリだ

iTagの使い方は実に簡単だ。アプリからお目当ての音楽データを指定して、「title(曲名)」「artist(アーティスト名)」「album title(アルバム名)」「album artist(アルバムアーティスト名)」を上書きするだけで良いのだ。「ジャケット写真」も設定でき、同アプリ経由でWeb上から探したり、端末内に保存した写真を設定することができる。編集できる音楽データの種類は、MP3やOgg、m4a、FLACなどだ。

各項目を入力して保存すれば、音楽データに書き込まれ、音楽プレーヤーアプリでも正常にタイトルやアーティスト名が表示される

音楽データを正確に入力して保存しておくことで、音楽プレーヤーアプリ上での楽曲管理が容易になる。また、ジャケット写真ももれなく入っていれば見栄えもよい。これまで以上に音楽を楽しめるだろう。音楽データの入力は、手間はかかるが作業自体はとても簡単だ。本稿を参考に是非チャレンジしてみてはいかがだろうか。

(記事提供: AndroWire編集部)