東芝ホームアプライアンスは7月25日、「一品削り出し本丸釜」を採用したIH保温釜「RC-10VWG」「RC-10VPG」「RC-18VPG」「RC-10VXG」「RC-18VXG」を発表した。RC-10VWGは10月中旬発売で、他は8月中旬発売。価格はオープンで、推定市場価格は、RC-10VWGが120,000円前後、RC-10VPGが100,000円前後、RC-18VPGが105,000円前後、RC-10VXGが65,000円前後、RC-18VXGが68,000円前後。

「RC-10VWG」

「RC-10VPG」

「RC-10VXG」

一品削り出し本丸釜は、羽釜形状を採用した内釜。対流を促進するために上部がすぼまった形状となっているため、通常のプレス工程ではなく、溶湯鍛造と削り出しによって成型されている。「VWG」「VPG」「VXG」の3シリーズで、釜の表面のコーティング、釜底の厚み、WAVE加工の本数が異なる。最上位モデルのVWGでは「Wダイヤモンド金コート」、7mm厚、14本のWAVE加工となっている。

「一品削り出し本丸釜」のイメージ

短時間の浸しで、米に水を浸透させる「真空うまみ引き出し」も搭載。従来機では、水の浸透を促進するための減圧は1回のみ行われていたが、新モデルの「かまど名人コース」では、減圧→常圧のサイクルを4回繰り返すことで、よりいっそう甘みのある炊き上がりを実現する。

炊飯時には、最大圧力1.2気圧105度で高温沸騰させるが、米の種類や炊飯量、好みの食感に合わせて、圧力を細かく調整する「圧力可変コントロール」も採用されている。保温時には、釜内の空気を抜くことで酸素濃度を下げ、黄ばみや臭いの発生を抑える。白米は最長40時間、玄米でも最長12時間の保温が可能だ。

RC-10VWG・RC-10VPG・RC-10VXGは最大炊飯容量1.0Lで、RC-18VPG・RC-18VXGは最大炊飯容量1.8L。本体サイズは、RC-10VWGがW270×D360×H234mm、RC-10VPGとRC-10VXGがW270×D360×H229mm、RC-18VPGとRC-18VXGがW297×D387×H267mmだ。質量は、RC-10VWGが約6.6kg、RC-10VPGが約6.5kg、RC-10VXGが約6.2kg、RC-18VPGが約8k、RC-18VXGが約7.7kgとなっている。