Google検索した時、検索結果にその記事を書いた人の名前と顔写真が掲載されているのに気付いた人もいるでしょう。ここに表示されるのはGoogle+のプロフィールページです。写真付きであれば目立ちやすくなり、クリックされやすくなるため、自分のGoogle+ページやサイトに誘導しやすくなる効果があります。

これは、「オーサーシップ」と呼ばれるGoogleの新しい考え方です。プロフィールに「寄稿先」を設定する欄があるので、リンクの登録を行い、著者として表示させたいブログなどにGoogle+プロフィールURLをリンクさせます。たとえば、はてなブログなら「管理」→「設定」→「詳細設定」→「Google+プロフィール」欄にGoogle+プロフィールURLを入力して「変更する」でできます。これで、自分のブログ記事が「著者」として顔写真と名前入りで表示されるようになります。

Google+プロフィールURLを記事とリンクさせよう

また、日本でも「+1」ボタンが増えてきました。検索連動型広告でも、「+1」ボタンで閲覧した利用者の意見が広告にも影響すると言われています。Resolution MediaのAlan Osetek氏によると、Google+の情報が含まれているGoogle広告のクリック率は、2%から15%まで上昇した例もあるといいます。

日本でも目立ってきた「+1」ボタン

検索の王者であるGoogleがどれだけGoogle+を使わせようと本気なのかがよく分かるでしょう。Google+ページは検索した時に優遇される検索優位性が高く、Google検索におけるSEO効果を考えると、Google+は今や絶対に利用すべきサービスと言えるのです。

次回以降で、具体的なGoogle+の使い方をご紹介します。ぜひ参考にして使ってみてください。