モバイルユースで実感できたトラックポイントのありがたみ

さて、Mac純正キーボード、Cherry製の軸系キーボード、REALFORCEの変荷重キーボード、Happy Hacking Keyboard、UNICOMPのバックリングスプリングキーボードなど、いくつかのキーボードを渡り歩いてきたが、ThinkPadキーボードだけは避けていた部分がある。個人的に、トラックポイントが不要だったのだ。

なので、今回は初のトラックポイント体験となったが、モバイルで使う場合別途マウスを使用したり、タッチパッドを使用するより確実に速くカーソルを動かせる。ホームポジションでキーを打つ指を少し伸ばすだけでスムーズにカーソルも動かせるというのは、タッチインフェースが指先にあるようで、非常に便利だった。ThinkPadというとPC上級者御用達の印象があるが、そうでない人にもお勧めしたい。

トラックポイント。食わず嫌いをしていたことが悔やまれるほど快適だった

省スペースのキーボードとして、据え置きで使うという手もアリだと思う。だが460gという可搬性とマウスなしで使えるトラックポイントを考えると、Windows 8タブレットで組み合わせ、外で長時間文字入力をする場合などに活躍するだろう。

iPadでも試してみた。こちらも英語キーボードとして認識される。音量ボタンやトラックポイントは使用できなかった