さて、本題の「Xperia A SO-04E」だが、同機種には「POBox Touch」という文字入力システムを搭載しており、当然、「ケータイキーレイアウト」と「QWERTYキーレイアウト」の2つ(2つどころではなく計5つもキーレイアウトがのだが……)を使用できる。入力(かな/英字)する度に、キーレイアウトを切り替えるわけだが、「POBox Touch」の「モード別キーボード保持」を利用することで、切り替えというか、入力が簡単になるのだ(主に小生が)。

「POBox Touch(日本語)設定」にアクセス

「モード別キーボード保持」を有効化しよう

「POBox Touch」の使い方について少し踏み込んで紹介しておこう。「かな」から「英字」またはその逆の入力を行いたい場合は、「あA」キーをタップして切り替える。そして、キーレイアウトを変更するには、「あA」キーをロングタッチして表示されたメニューからレイアウトを選択するわけだ。つまり、「かな」入力を「ケータイキーレイアウト」で行っていた場合、「英字」入力を「QWERTYキーレイアウト」で行うには、「あA」キーをタップして「英字」に切り替えた後、「あA」キーをロングタッチして「QWERTYキーレイアウト」を選択するという2アクションが必要。しかし、「モード別キーボード保持」を有効化すれば、「あA」キーのタッチ(かな/英字変更)のみでキーレイアウトが連動して変更されるのだ。これは楽でいい。

ただし「保持」機能なので有効化後、一度「英字」で「QWERTYキーレイアウト」を利用し、組み合わせを覚えさせる必要がある。

ちなみに設定は、「あA」キーをロングタッチして表示される「設定」アイコンから「POBox Touch(日本語)設定」にアクセスし、「ソフトウェアキーボード設定」-「モード別キーボード保持」とタップするだけでよい。