キーバリューは6月21日、iPhoneで使える無料スマホアプリ「あんしん監視カメラ」を発表した。余った古いiPhoneやiPod touch、iPadなどを監視カメラとして利用できるアプリで、外出先から画像を確認できる。動体検知機能、騒音検知機能に対応している。

古いiPhoneを活用できる「あんしん監視カメラ」

犬や猫、熱帯魚などのペットを飼っている家庭による、外出中にペットがどうすごしているかを知りたいというニーズはあるものの、高価な専用デバイスや複雑なネットワーク設定が必要な場合も多く、気軽に使うことができなかった。そこで、現在は使っていないiPhoneやiPod touchなどを活用し、面倒な設定をすることなく監視カメラとして利用できるアプリを開発した。

あんしん監視カメラは、インストールしたアプリを起動して撮影開始ボタンを押すだけ。ユーザー登録や特別なネットワーク設定は不要。撮影した映像を見るためには、アプリの設定画面に記されている固有のログインコードをWebブラウザに入力すればよい。外出先のPCやスマートフォンから、監視カメラとなっているiPhoneの映像を見ることができる。

動体検知機能に対応しており、映像内の変化が大きい瞬間だけ確認することも可能。騒音をデシベル表示し、大きな音や鳴き声が発生した時にだけアラームが鳴るといった、防犯カメラの仕組みも取り入れている。映像は撮影後24時間保存され、後から画像を確認することも可能だ。保存期間中の音や映像の変化量はグラフで確認できる。

保存期間中の音や映像の変化量はグラフで確認できる