シャープは、ブルーレイディスク(BD)レコーダー「AQUOSブルーレイ」の新モデル「BD-SP1000」を発表した。発売は6月29日で、価格はオープン。推定市場価格は90,000円前後。

「BD-SP1000」。スカパー!チューナーを搭載しない通常モデルとひと目で区別できるよう、前面にシールが貼られている

地上/BS/110度CSデジタル×各2基のチューナー以外に、「スカパー! プレミアムサービス」用チューナーを搭載するモデル。通常、スカパー!を録画する際は専用チューナーをレコーダーに接続する必要があるが、本製品ではレコーダー単体で行える。

フロントパネルを開けたところ

付属リモコン

視聴・録画関連の機能としては、Wi-Fi(無線LAN)によるネットワーク接続に対応。ホームネットワーク内にあるなら、本製品と別の部屋にあるテレビやスマートフォンなどからワイヤレスで録画データを再生したりすることが可能だ。ほかにも、スマートフォン向けの機能として、外出先から録画予約を行える「リモート予約」、音声で操作を行える「スマートフォン ボイスリモコン」、Wi-Fi経由で録画データをダビングする「Wi-Fiダビング」も利用可能。ボイスリモコンを使えば、キーワードサーチの文字入力もリモコンのテンキーで行わずに済む。

また、録画時に2分30秒ないし5分ごとにサムネール画面付きでチャプターを自動生成する「見どころポップアップサーチ」も便利だ。録画リスト画面でサムネールを選べばそのシーンから再生されるので、録画した番組を1本まるごと見る必要はないというユーザーに最適だ。

「見どころポップアップサーチ」

また、長時間モードの録画データを高画質で再生できる「高画質マスターエンジンBD」を搭載。長時間モードで録画した場合、圧縮の関係でブロックノイズや文字のエッジノイズなどが発生しやすくなるが、これを抑えてキレイな映像を再現する。録画番組以外に、BDやDVDを再生する際にもノイズが低減される。

主な仕様はHDD容量が1TBで、搭載する接続インタフェースがHDMI出力×1系統、アナログ映像入力×1系統、アナログ映像出力×1系統、D端子(D1/D2/D3対応)×1系統、光デジタル音声×1系統、USBポート×2基(データ送受信用×1基、外付けHDD用×1基)、LANポート×1基となっている。

本体サイズはW430×D236×H58mmで、重量は約3.5kg、消費電力は約32Wとなっている。