Evernoteは、「2段階認証」、「アプリケーション別承認」、「アクセス履歴」の3つのセキュリティを高める新機能を実装したことを同社オフィシャルブログにおいて発表した。

提供されるセキュリティ機能は、2段階認証、アプリケーション別承認、アクセス履歴の3つ。「2段階認証」では、ユーザー名とパスワード以外に6桁の確認コードが要求する仕組みを任意で導入できる。まずは、Evernoteプレミアム、Evernote Businessユーザーに限定して提供されるが、サポート準備が整い次第全ユーザー向けに提供する。詳しい設定方法は、同社Webサイトに掲載してある。

2段階認証機能

「アプリケーション別承認」は、Evernote Web版のアカウント設定画面から各端末のアプリケーションごとのアクセス承認を設定できるもので、サインインを求めるか否かを設定できる。スマートフォンを無くしたような場合に、アクセスを無効にしておけば、起動する際にパスワードが要求されるようにできる。

「アクセス履歴」は、Evernoteアカウントへの過去30日間のアクセス記録を表示、EvernoteバージョンごとのIPドレスと日付を確認できる。アプリケーション別承認とアクセス履歴は、全ユーザーが利用できるようになっている。