これらの情報は、スマートフォンからJawbone UPのタイムラインにアップする。1日の摂取カロリーを知るために必要な作業だ。ちなみに過去の履歴が利用できるので、朝の忙しい時間でも簡単に投稿を済ませることができる。

飲食したものをJawbone UPのタイムラインにアップすることで、1日の摂取カロリーを知ることができる。このときJawbone UPとスマートフォンを同期させる必要はない

タイムラインのイメージ。睡眠時間、運動量、摂取カロリーなどがひと目で分かるようになっている。いまの気分をアバターで表現することも可能だ(写真はAndroid版アプリ)

このタイムラインは、仲間に公開できるようになっている。あえて人目にさらすことで、自分の生活を律することができるというわけだ。さて、ゆっくりしていたら時間がなくなってしまった。スーツに着替えて、急いで家を飛び出る。

消費カロリーをチェック

この日は都内で取材。電車を乗り継いで行くのだが、当然ある程度の距離も歩かなければいけない。Jawbone UPは万歩計の機能も搭載しており、得られたデータの分析などを行うことができる。ユーザーが知ることができるのは歩数のほか、歩いた距離、消費したカロリーなど。このように、知らず知らずのうちにデータが蓄積されていくのがJawbone UPの大きな魅力なのだ。

活動状況は克明に記録される。1日の目標歩数、および目標睡眠時間は任意で設定することが可能だ(写真右)

取材が終わり、近くの喫茶店でアイスコーヒーを飲みながら文章をまとめる。疲れた脳に、シナモンロールの甘味がほどよく作用する。ところでこのシナモンロール、調べてみると556kcalだという。えーと、歩数に換算すると...?とにかく結構あるんだな、今後は気を付けようという気持ちになった。

喫茶店にて、アイスコーヒーを飲みながら記事をまとめる。Jawbone UPを装着してからは、摂取カロリーにも敏感になった

19時には納品も完了したので、とりあえず帰宅する。いま筆者が目標に設定している歩数は、1日7000歩である。ところがこの日は、このまま真っ直ぐに帰宅すると7000歩に到達しないことが予想された。