Evernoteスマートノートブック by Moleskine

3月25日にAndroid用「Evernote」アプリのバージョン5.0の配信がGoogle Playで始まった。新版はモレスキンが販売している「Evernoteスマートノートブック by Moleskine」をサポートする。また新デザインのノートリストやショートカットなどたくさんの新機能を備えており、情報の閲覧やアクセスが容易になった。

昨年8月に発売されたEvernoteスマートノートブックは、ノートとクラウド (Evernote)の連携を実現するMoleskineノートだ。Evernoteアプリのカメラ機能のPage Cameraモードを使ってEvernoteスマートノートブックのページを撮影するだけで、手書きページをEvernoteに取り込んでデジタル化できる。これまではiOSアプリのみ対応していた。

カメラ機能のPage CameraモードでEvernoteスマートブック by Moleskineのページを撮影してデジタル化。スマートステッカーが貼られたページは、自動的にタグ付けまたはノートブック分類が行われる

複数の写真を続けて撮影、1つのノートに収めるマルチショット機能

新しいカメラ機能はマルチショット機能も備える。複数の写真を続けて撮影でき、それらが1つのノートにまとめられる。不要な写真は、Evernoteに保存する前に選択して削除することが可能。

新しいノートリストは各ノートの表示が大きくなって、タップしやすく、ノートの説明を読みやすい。またアイコンが細部まで表現したデザインになるなど、ノートリスト以外にもアプリ全体で細かなデザインの改良が施されている。

洗練されたアイコン、閲覧しやすくなったノートリスト

ショートカットは、よく使用するノートやノートブック、タグを登録して、すばやくアクセスできるようにする機能。登録するには、任意のノート/ ノートブック/ タグを長押ししてオプションメニューの「ショートカットに追加」をタップする。

プレミアユーザーはドキュメント/スプレッドシート/プレゼンテーション (Microsoft Office、iWork、Open Office)を検索できるようになった。検索を実行すると、検索語を含む添付ドキュメントファイルも結果に表示される。

Evernote Businessユーザー向けにBusinessタグのサポートが加わった。タグビューにおいてBusinessタグによるフィルターが可能、またビジネスノートブックが含むタグを編集できる。

Evernoteによると、バージョン5.0はスピードや安定性も改善されており、アプリ全体で操作の快適さが向上したという。