米アバイアは、企業向けモバイル・コラボレーションのセキュリティを強化するソリューション「Avaya Session Border Controller for Enterprise(以下、SBCE)」を発表した。

SBCEの主な機能機能は、「モバイル・コラボレーションのセキュリティ強化」、「VPNレス機能」、「セキュアなSIPトランキング/SIPベースのリモートワーカー・アプリケーション」。

モバイル・コラボレーションのセキュリティ強化では、iPad上で「Avaya Flare Experience」に対応するほか、iPhone上で「Avaya one-X Mobile」アプリケーションに対応。公共データ・ネットワークにおいてワイヤレスのユニファイド・コミュニケーション(UC)セキュリティを実現することで、従業員はモバイルUC機能(インスタント・メッセージング、プレゼンス、ビデオ)を安全に利用することができ、モバイル機器の利用時のプライバシーが確保される。

さらに、仮想プライベート・ネットワーク(VPN)に接続する必要がない「VPNレス機能」では、セキュアな業務専用のデスクフォン/ソフトフォンを利用し、SBCE上で単一のIPアドレスに自動認証を行う。VPNが不要なため、IPアドレスの利用状況を最適化できるため、運用コストも削減可能。さらに、オフィス以外の場所から豊富なUC機能を利用する従業員の利便性も向上する。

「セキュアなSIPトランキング/SIPベースのリモートワーカー・アプリケーション」では、保護機能を高めたSIPのメリットを得る。SIPにより、オフィス以外の場所にいる従業員も、豊富なUC機能をより効率的に利用することができ、オープンスタンダードのアプローチを通じ、柔軟なアーキテクチャを活用できる。

「Avaya Session Border Controller for Enterprise」イメージ