東芝は13日、出荷時に色味調整を施し、Ultrabookで最長(※)となる13時間駆動を実現した新シリーズ「dynabook V632/W2THS」の直販取り扱いを開始した。上位モデル「PV6322THNSSW」の価格は159,800円、下位モデル「PV6322THNCSW」の価格は142,800円。出荷開始は3月25日前後。

dynabook V632/W2THS 直販モデル

「dynabook V632/W2THS」は、AV機能に注力した同社Ultrabookの新シリーズ。基板の小型化やアンテナ位置の工夫などで、Ultrabook最長となる約13時間駆動を実現した。また、出荷時には一台ごとに色調整を施し自然な色合いを再現。harman/kardon製スピーカーも備える。

直販サイト「Toshiba Direct」モデルのスペックはほぼ店頭モデルと同等だが、CPUが店頭モデルのCore i5からCore i7へ、ストレージ容量が128GB SSDから256GB SSDへ強化される。

また、上位モデルでは、Microsoft Office Home and Business 2013が付属するが、下位モデルでは省かれる。

主な仕様は、Intel Core i7-3537U(2.00GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリがPC3-12800 8GB、液晶が13.3型ワイド(1,366×768ドット)、OSがWindow 8 Pro 64bit。

主なインタフェースは、USB 3.0×3、HDMI×1、ブリッジメディアスロット、ヘッドホン出力端子、マイク/オーディオ入力端子など。なお、有線LAN端子やD-Sub端子は搭載しない。

通信機能はIEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0。バッテリ駆動時間は約13時間で、充電時間は電源オフ時で約3.5時間。

なお、同社は「V632/26HS」の発表に合わせモニター向けの販売も実施する。モニター応募期間は3月13日11時から3月17日23時59分まで。応募は入札式で、価格は下限123,000円から上限139,800円まで。募集人数は20名で、当落通知は18日の15時を予定する。

※2013年3月13日時点、同社調べ。