NTTドコモは3月下旬以降、災害時に米Googleに復旧エリアマップで提供しているドコモ携帯電話が利用できるエリアの情報を提供すると発表した。これにより、ユーザーはGoogleが災害時に提供する「グーグルクライシスレスポンス」などの地図サービス上でドコモ携帯電話が利用できるエリアを確認することができる。

今回ドコモは、Googleに対してドコモ携帯電話が利用できるエリアの情報を提供。Googleが災害時に提供する地図サービスでドコモ携帯電話の利用利用可能エリア、サービス中断エリアを確認できるようになる。

これまでドコモでは、災害時にドコモ携帯電話が利用できるエリア情報や無料充電スポット、ドコモショップの営業状況などを地図上で確認できる「復旧エリアマップ」を提供してきた。一方、Googleではグーグルクライシスレスポンスのライフラインマップなど、災害情報を提供する地図サービスを提供。同サービス上で、ガスの供給エリアや自動車通行実績などのライフライン情報を掲載している。