米NVIDIAは5日(現地時間)、ワークステーション向けの新GPU「Quadro K4000」「Quadro K2000」「Quadro K2000D」「Quadro K600」の4製品を発表した。すでに発売されている「Quadro K5000」と同様にいずれも「Kepler」アーキテクチャを採用。OpenGL 4.3に対応する。

Quadro K4000

Quadro K4000は、CUDAコア数が768、メモリは192bit接続の3GB GDDR5でバンド幅134GB/s、TDPは80W。リファレンスカードでは補助電源ピンに6ピン×1、出力端子はDVI-I×1、DisplayPort×2を備える。装着に要するスペースは拡張スロット1基分で4台のマルチディスプレイ出力をサポートする。日本国内での希望小売価格は118,000円。

Quadro K2000

Quadro K2000D

Quadro K2000は、CUDAコア数が384、メモリは128bit接続の2GB GDDR5でバンド幅64GB/s、TDPは51W。リファレンスカードでは補助電源ピンなし、出力端子はDVI-I×1、DisplayPort×2を備える。日本国内での希望小売価格は56,800円。

Quadro K2000Dは、Quadro K2000と出力端子が異なるのみ、その他の仕様と価格はまったく同じだ。リファレンスカードではDVI-I×1、DVI-D×1、Mini DisplayPort×1を備える。また、Quadro K2000、Quadro K2000Dとも4台のマルチディスプレイ出力をサポートする。

Quadro K600

Quadro K600は、CUDAコア数が192、メモリは128bit接続の1GB GDDR3でバンド幅29GB/s、TDPは41W。リファレンスカードでは補助電源ピンなし、出力端子はDVI-I×1、DisplayPort×1を備える。マルチディスプレイ出力は2台までの対応。日本国内での希望小売価格は21,800円。