富士通、個人向けPC春モデル発表 - Microsoft Office 2013を全機種に搭載

富士通は1日、個人向けPCの春モデルラインナップを発表。春の新生活シーズンに向け、2月7日より順次提供が開始される。「Microsoft Office Home and Business 2013」の全機種搭載、タッチ操作モデルの拡充などが目玉。PC製品のOSは、もちろん全機種Windows 8。また、Android搭載の「ARROWS Tab」も大幅に強化された。

そのほか、同社独自のクラウドサービス「My Cloud」も進化。自分のPCと外部のMy Cloudライブラリーに登録された写真や動画、音楽のライブラリを本棚のようなインタフェースで一覧表示できるようになるなど機能が向上している。

また、WEB限定のカスタムメイドモデルも店頭モデルと同時に発表され、同社の直販サイト「WEB MART」を通じて受注を開始する。

Andoridモデルも防水に「ARROWS Tab Wi-Fi」

「ARROWS Tab Wi-Fi」で注目なのはAndroid OS機の「FAR70B」。1,920×1,200ドットの液晶と4コアCPUのNVIDIA Tegra 3 AP37、防水性能も備える。「FAR70B」の店頭予想価格は70,000円強。また、Windows 8搭載でMicrosoft Officeなしのモデル「QH55/J」もリリースされた。こちらの店頭予想価格は80,000円強。

タッチパネルモデルを拡充「LIFEBOOK AH」

「LIFEBOOK AH」は15.6型液晶と光学ドライブを搭載したシリーズ。中～上位機種の「AH77/K」「AH56/K」は、ディスプレイがタッチパネル対応に進化。Windws 8のメリットをより感じられる仕様となった。店頭予想価格はエントリーモデル「AH45/K」が120,000円強、中上位の「AH56/K」が160,000円強、上位の「AH77/K」が180,000円強。

2スピンドルで世界最薄「LIFEBOOK SH」

光学ドライブを搭載したモバイルノートPCの「LIFEBOOK SH」シリーズ。きょう体のデザインは、13.3型の光学ドライブ搭載ノートPCとしては世界最薄となる19.9mm厚を継続している。店頭予想価格は下位モデル「SH54/K」が160,000円前後、上位モデル「SH76/K」が190,000円強。

UltrabookもOffice 2013搭載「LIFEBOOK UH」

Ultrabookの「LIFEBOOK UH」シリーズは、CPUを順当にスペックアップ。上位の「UH75/K」はHDD搭載ノートPCでは世界最薄の15.6mm厚であると同時に、約200kgfの重みにも耐えるタフなボディを有する。店頭予想価格は[「UH75/K」が140,000円強、「UH55/K」が120,000円強。

下位モデルも瞬速TVとダブル録画「ESPRIMO FH」

液晶一体型でTV録画が可能な「ESPRIMO FH」シリーズは、21.5型液晶の2機種が新しく。とくに、エントリーモデルの「FH54/KD」は起動後1.5秒でテレビが観られる「クイックテレビ」、ダブル録画に対応した。店頭予想価格は「FH54/KD」が160,000円前後、「FH56/KD」が200,000円強。

新デザインで春の新生活向け「ESPRIMO EH」

エントリー向けの液晶一体型テレパソ「ESPRIOM EH」は、軽量・省スペース化が図られ、従来比で重さは600g減の約5.2kg、奥行きが6mm減の172mmとなった。春から新生活をはじめる層を意識したポイントだろう。「EH30/KT」の店頭予想価格は130,000円前後。

秋冬モデルを継続する製品

下記の製品は2012年秋冬モデルが継続して販売される。

まず、2wayスタイルの「STYLISTIC QH77/J」。単体でタブレットとして使うことも、キーボード・ドッキングステーションにセットしてノートPCのように利用することもできるユニークな製品。

次に、女性向けUltrabookの「LIFEBOOK CH55/J "Floral Kiss"」。真珠を模したボタンやLEDレンズのダイヤカット、上品なグラデーションなどで、高級感のあるオシャレさを演出している。

そして、分離型デスクトップの「ESPRIMO DH」シリーズ。秋冬モデルで液晶ディスプレイの表面がノングレア加工となり、よりスタンダードな性格となった。

ほか、「LIFEBOOK AH78/JA」「ESPRIMO FH98/JD」「ESPRIMO FH77/JD」の3機種も秋冬モデルが継続。