データ接続率に関しては現在、月間3,000万件規模で調査中とのこと。ヤフーが提供している防災速報アプリ等を利用した方法で、全国に在住するNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの各ユーザーに承諾を得た上でデータを集計しているという。その結果、ソフトバンクの接続率は97.3%、NTTドコモの接続率は95.9%、auの接続率は95.9%という結果が得られた。

現在、月間3,000万件規模でデータ接続率に関する調査を行なっている。ここでもソフトバンクの接続率が高い結果を見せているという

孫社長は「何かの間違いかもしれない。でも、月間3,000万件というデータで恣意的な偏りを出すことは至難の業と言える。調査会社やマスコミのみなさんは是非、あらゆる手法で検証してみてください。我々の勘違いであればいち早く我々も知りたいし、いち早く改善したい」と話した。

登壇する孫社長(写真左)。全国9つのブロックでは、北海道、東北、関東、東海、中国、四国の6地域でデータ接続がNo.1という結果が得られた(写真右)

「北陸、関西、九州で1位になれなかったことについては、非常に不満に思っています。ソフトバンクは完全優勝を狙っていきます」。最後に、2010年9月23日に自らのツイッターアカウントでつぶやいたツイートを紹介した。それは"電波改善の件、必ずドコモを抜きます。少し時間は、かかりますが男のプライドにかけて必ず成します。"というもの。「それ以来、ひとときもこのことを忘れたことはありません。今後も最優先テーマとして、執念でやり抜いていきます」と力強く宣言した。

最後に、自身のツイートを改めて紹介。今後も最優先テーマとして電波の改善に取り組んでいくと宣言した

(記事提供: AndroWire編集部)