Apple Insiderによれば、米特許商標庁(USPTO)がAppleに対して「Apple Retail Store」のストアデザインについて商標を認めたという。同ストアの成功を受け、ライバルや同業者が模倣店を多数展開し始めているが、今後一定の抑止力となる可能性がある。

詳細はPatently Appleのエントリなどで確認できる。もともとは2010年5月に申請を行ったもので、今年2013年1月22日に商標として認められた。基本的にストアデザインとレイアウトに関するもので、見通しのいいストアと通路、Genius Barや角張った机が特徴的な一連のデザインだ。同ストアの成功以降、Microsoftらをはじめとするライバルが同じコンセプトやデザインを基に同種のストアを展開し始めたほか、Appleが最近力を入れている中国では店員の制服や販売スタイルまで模倣した店舗までもが登場し始めている。今後Appleがこの商標をどのように使うのかは不明だが、一定の抑止力として機能する可能性はある。